われわれは、野村、みずほ、JPモルガンなどの内外を代表する証券会社・投資銀行(セルサイド、ブローカー)で、セールスあるいはアナリストとして20年以上にわたって日本株にかかわってまいりましたが、もはやブローカーの時代は終わり、自分自身がリスクをとる投資家の時代がやってきたように思います。しかし、日本の投資文化は多くが横並びであり、新しい投資手法を食わず嫌いする風潮が強いように思います。このままでは、これまで先輩たちが汗を流して蓄積してきた国富がかすめ取られてしまいます。
日本にとってこれから必要なことは、個性的な本物の投資の文化を醸成することであると考えます。その先駆けとして、われわれ自身が金融業界に革新の波を起こし、それを世の中に伝播、共振させていこうという熱き想いから、2005年秋に会社を共同設立いたしました。社名のフィノウェイブは、「ファイナンシャル、イノベーション、ウェイブ」、まさに、その想いから名づけました。
われわれは、これまでの日本株での長い経験と、熱き想いを武器に、地道なボトムアップリサーチをベースに、相場に賭けず、適切なリスク管理のもと、「良い企業を買って悪い企業を売る」という、複雑なデリバティブもクォンツも使わない極めてシンプルですが、株式の原点のロングショートという投資戦略をとっております。
われわれは、絶対リターンを追求するヘッジファンドという投資法を通して、(1)年金基金をはじめとする国民の財産を守る、(2)株式市場に流動性や分散効果を提供する、(3)世間にあまり認知されていない中型株にも、光を当てる(市場を通じた適切な資産配分)、ことで世に貢献したいと考えております。
また、われわれヘッジファンドは、まだまだ微々たるものではありますが、金融ベンチャーであり、最先端の成長産業でもあります。そういう意味で、成長産業が無くなりつつある日本において、日本の成長発展にも社会貢献できると信じております。
大企業の巨艦と決別し、小舟で未知の大海原に船出して5年、この間、サブプライム、リーマンショック、など100年に1度と言われる大きな嵐が襲いましたが、何とか生き残り、初心を貫くべく、日々奮闘努力しております。皆さま方のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。